columnコラム

山一化成で物流BOⅩが出来上がるまでの旅!! vol.2

2024.09.05

シートの切り出し(タオシ機/ スーパープレス機 /カンタン機)

製造部 熱加工担当の 佐藤です。
物流BOXが出来上がるまでの製造工程を、実際の現場写真とともにお送りするこのシリーズ、本日は第二弾!いよいよ工場内に潜入していきます!今回は箱のスタート地点であるシートの切り出し現場をご紹介します。

 山一化成に注文が入ると、先ずはオーダーメイドのご要望をお聞きし図面を作成、シートの手配そしてシートの切り出し作業が始まります。

 弊社では、サンプルカッター/ タオシ機/ スーパープレス機/ カンタン機の4つのマシンでシートの切り出しをします。

イメージ

◆サンプルカッター

試作用のマシンです。型をつくらずダイレクトにカット出来るため、お客様のニーズに合わせて自由に試作をし、量産注文前にご確認していただけます。

イメージ

◆タオシ機

型をセットし挟んで抜くマシンです。連続抜きが得意で、小さいサイズ(しきりなど)の量産に向いていて、切り出し機3台の中で最もスピードが速く仕上がります。

イメージ

◆スーパープレス機

型をセットし上からプレスして切り出すマシンです。特徴は他2台にくらべて寸法精度が出やすく最も図面に正確です。

イメージ

◆カンタン機

ローラーで型を加圧し切り出していくマシンです。他2台にくらべて大型のシートの切り出しが得意です。また、シートをジャストカットのまま真ん中を好きな形にくり抜いて、シート周りのオチを出さずに作成出来るのもこのマシンの特徴です。
以上4台のマシンでシートの切り出し作業を行っています。それぞれの特徴が生きるようおすすめしておりますが、今回のご紹介で少しでも伝わればと!思います(*´▽`*)

 次回、印刷( UV印刷/ インクジェット印刷 /シルク印刷)工程へ潜入!!

イメージ